V戦絶好枠は大久保信一郎の手に!

白熱の攻防を繰り広げるドラキリュウナイター「第1回ウインターカップ」。18日の5日目は雪の予報も出ていたが、幸いにも雨で持ちこたえ、無事にレースが開催された。5日目のメーン・準優三番勝負の前の一般戦では準優組が第2Rから登場。

その2Rこそ準優を逃した田野邊秀樹が1着を取ったものの、それ以外は全部、準優出場者が1着。しかも2人以上が乗り合わせたレースでは4R以外、全部ワンツー決着となった。

さて、佳境のセミファイナルは一発目の9R、インの伊藤将吉がすんなり逃げ切り快勝。差した大平誉史明、岡部大輔、谷野錬志で2着争い接戦になったが、谷野が力強い舟足で優出切符を手に入れた。静岡ワン・ツーフィニッシュ!

続く10Rはインの石塚久也が逃げ切ったかに見えたが、差し追走の富永正人がバックストレッチで肉薄。さらに2Mで石塚を差し切って逆転勝利。石塚はそのまま粘って今度は埼玉支部のワン・ツー決着となった。

ラストの11Rもポイントトップの大久保信一郎があっさり逃げ切り快勝。中里英夫が差して2番手も2Mでターンが流れて芝田浩治が浮上した。果たして優出ベスト6が出揃った。

好メンバーが揃ったファイナルだが、絶好枠を勝ち取った大久保の仕上がりが充実している。ライバル勢も富永や石塚と強敵もいるが、インの利を味方に押し切りそうなムードだ。果たして結果はいかに――。

エンジンパワーランキング
【トップ級】
大久保信一郎、谷野錬志、石塚久也
【上位】
伊達正利、大平誉史明、富永正人、中村尊
【中上級】
服部剛、梶野学志、伊藤将吉、鹿島敏弘、渡辺史之、杉田篤光
【中堅】
中里英夫、芝田浩治、杉山貴博、川下晃司、品田直樹、尾形栄治、岡部大輔、山谷央、新井亨、有田岳、長谷川充
【中下級】
三宅健太、宇野博之、堂原洋史、荻野裕介、照屋厚仁、田野邊秀樹、塚原武之
【下位】
若林友、落合純