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海老澤泰行が自身初のV戦1枠へ!

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序盤4連勝と快進撃を続けていた川添英正は、外枠2走で大きく着を落とした。12Rで5着に敗れた海老澤泰行だったが、逆転で優勝戦のポールポジションをゲットした。「優勝戦の1号艇は多分初めてだね」と海老澤。東京3場ではVの経験はなく、地元初優勝を駆けての戦いになる。仕上がりはトップ級で「行き足がいいし舟も返る。このエンジンを持って帰りたいくらい(笑)」と。初のV戦1枠でプレッシャーはあるが、しっかりスタートさえ決めれば問題ない。

この海老澤が優勝戦ではトップ級の舟足。2号艇の川添、5号艇の深井利寿が次位の仕上がり。海老澤が失敗した場合は川添がさばいて抜け出しそう。ハンドルは海老澤より上で侮れない。深井も全速戦の威力は十分。出足型で行き足から伸びは怪しい吉永泰弘、スタートは慎重になっている長野道臣のセンター勢がへこむ隊形になると、逆転の全速戦という場面もありそうだ。

吉永は「完全な出足型でここは上位。ただ、伸びは中堅もない」と。外に叩かれなければ上位着をキープできるが、締められる伸びだけにスタートが重要になる。長野は着どおりに出足、伸びともに優秀。それでもターン初動のかかりに難点を抱えている。

6号艇で乗ってきたのは松村康太。「乗り心地がこない」で、予選道中は微妙な着取りに。それでも「時間はあるし、ペラを自分の形に叩いてみる」と。乗り心地さえくればテクはあるだけに、一気の浮上もありそうだ。

エンジンパワーランキング
【上位
深井利寿、高橋二朗、海老澤泰行、加藤高史、川添英正
【中堅
原田智和、松村康太、中尾誠、山崎毅、川崎公靖、北岡淳、米田隆弘、中谷有希、川原正明、難波雄三、太田潮、後藤翔之、河上哲也、長野道臣、吉永泰弘
【中堅
佐藤大介、古谷猛、上條信一、井川正人、渡邊伸太郎、井上恵一、桑原明、本吉正樹、飯島誠、鈴木猛、岩津英人、北中元樹、木下繁美、切田潤二、半田幸男、塩田雄一
【下位
萩原篤、田嶋登、大澤大夢、川上昇平