ボートレース江戸川

江戸川

トップ優出は浅見昌克!

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前日の段階では開催自体が微妙という話もあったが、結局は大風が吹くこともなく上々のコンディションの中でのレースとなった。勝負駆けの選手も多い予選最終日、1Mの攻防が激しくなったレースも多く9万円弱に4万円台という超大穴を含めて3本の万舟券が飛び出した。1号艇の勝ち星は6本だったが、実力者がアウト域から絡むレースも多く見られた。

前日までの得点率上位のうち、浅見昌克草場康幸青木玄太の3人は順当に予選突破。得点率上位の4位につけていた星野政彦が5、2着とポイントを落とし、3人同じ得点率で並んでいた5位グループの古賀繁輝秋山広一仲口博崇がそろって逆転優出を決めた。最終レースまでもつれた優勝戦1枠争いは1、6着と予選ラストで崩れた草場を微差で交わした浅見に軍配が挙がった。

優勝戦は1号艇から浅見、草場、青木、仲口、古賀、秋山。自他共に認める節イチ足の浅見がすんなり逃げるかがレースの焦点といえそう。浅見は「久々に節イチと言える足」で、特にターン足を気に入っている様子だが、他の選手からの評価では伸び足も相当のもの。「上がり症なんで久々の優勝戦1号艇で上がらないように」と話す浅見。敵は他の5人よりも自分自身といった印象を受ける。

一方で、草場は「今節は2人出ている人がいて浅見さんや青木は出てる」との談話で、両者に挟まれての2号艇に苦笑いを浮かべる。ただ、「自分の見え方で行けている」と話すスタートには自信アリの様子。浅見がスリットで立ち遅れるようだと、波乱の展開になる可能性も。

また、「乗れればどの枠でも優勝のチャンスがあると思ってた。10の全速スタートを行けば優勝できると思っている」と最後まで強気の姿勢を崩さなかったのは古賀。「浅見さんとも互角の伸び」と整備を施して機力も日ごとに上昇。台風の目となる資格は十分に持っているといえよう。

エンジンパワーランキング
【超抜
浅見昌克、星野政彦
【上位
古賀繁輝、青木玄太
【中堅
草場康幸、仲口博崇、秋山広一、高橋英之、高橋真吾、畑和宏、北川敏弘、越智照浩、二橋学、大須賀友、須田秀一、川上剛、大熊辰弥
【中堅
島田一生、金田大輔、松尾昂明、吉川喜継、齋藤勇、河相秀行、橋本久和、大町利克、國浦英徳、小倉康典、児玉旭、岩田優一、平井誉志郎、西尾亮輔、吉田健太郎、鈴木正人
【中堅
表憲一、坂元真一、抹香雄三、大塚信行、稲毛正剛、森弘行、國井隆、渡邊昌成
【下位
田中寛