今垣光太郎に代わって高沖健太が主役の座に!

準優入りの勝負駆けが行われた3日目は、前日より気温がやや上昇して16～18℃、風はほぼ無風だった。3連単万舟券が5本も飛び出すなど、配当面では荒れた一日となった。

準優18枠を懸けた攻防もシ烈を極めた。予選ラストまで混戦は続き、結局は今節の主役・今垣光太郎が5着と大崩れして首位から5位に陥落。1枠からも漏れてしまった。代わって首位に浮上したのは高沖健太。シード番組の1Rでは4号艇で登場して、まさかのイン取り。きっちり押し切って2日目から3連勝を飾り、予選トップ通過を果たした。

下位から浮上したのが今泉徹、土屋太朗、岡本猛の3人。特に岡本は30位から1、2着で18番目に滑り込む会心の一日となった。また、14位の伊藤雄二は連勝で2号艇(6位)までジャンプアップ。低調機に苦しんだ木村光宏は連日の整備で足を上昇させ、予選ラストで逃げ切ったが、惜しくも次点(19位)に泣いた。

準優1枠トリオは高沖、武田光史、鈴木賢一。武田は伸び系、鈴木は回り足系が出色の仕上がり。高沖もようやく調整がハマって上位に持ってきた。ほかでは海老澤泰行の行き足、清水紀克の出足系統が目立っている。土屋、金子拓矢もトータルで中堅上位はある。船岡洋一郎は劣勢ながらしのぐレースで準優入りを果たした。

なお、濱村芳宏は3日目11Rで転覆し、医務室に運ばれたが4日目も出場。渡三紀はレース中の負傷のため、途中帰郷した。

エンジンパワーランキング
【トップ級】
武田光史
【上位】
土屋太朗、清水紀克、鈴木賢一、高沖健太、海老澤泰行、石井孝之
【中上級】
今垣光太郎、福島勇樹、岡本猛、内野省一、森田昭彦、今泉徹、高橋二朗、平野勇志、内山文典
【中堅】
濱村芳宏、船岡洋一郎、宮本裕之、片山竜輔、松本博昭、伊藤雄二、金子拓矢、妹尾忠幸、池本輝明、川添英正、大庭元明、大町利克、浦田晃嗣、柳橋宏紀、曾根孝仁、石岡将太
【中下級】
森竜也、松下潤、木村光宏、越智照浩、西川真人
【下位】
須藤隆雄