桐生
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地元・萬正嗣がV戦ポールポジション!
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配当面が荒れている今シリーズ。温水パイプ装着に加え、強風で安定板が着いたことで調整に手を焼く選手も多く、その結果として一筋縄にいかないレースが目立っている。予選最終日の3日目も追い風5~8メートルが吹き、4R以降は安定板が装着された。相変わらず中穴配当が相次ぎ、9Rでは3連単12万7350円という超ビッグな配当が飛び出した。
そんな中、優勝戦6枠を懸けた勝負駆けが行われた。結果的に上位5位までの5選手が順当に優勝戦に駒を進め、7位タイの松浦博人が最後の6枠目を手に入れた。これだけを見ると「安泰」ムードだが、予選最後まで枠順が確定しないほど大混戦。予選トップ通過と思われた土屋智則は4着に沈み、得点率8.40が4人も並んでしまったのだ。
結局、初日から無傷の3連勝で一時は「完全Vペース」と思われたもう一人の地元・萬正嗣がポールポジションを獲得。足は依然として節一級で、出足も伸びも大威張りだ。2号艇の荒田泰明はバランス型、3号艇・土屋は直線寄りでともに上位級。4号艇・鈴木博、5号艇・柳田英明も行き足~伸びが良さそう。金子良昭との僅差の争いを制して6枠に滑り込んだ松浦はこのメンバーでは明らかな劣勢だ。
それにしても萬は2日目12Rの5着が痛い。1号艇・一宮稔弘が帰郷してイン戦が転がり込んだが、土屋のまくりに屈してしまった。これがなければ「完全V」に王手だっただけに、悔やんでも悔やみきれない。それでも当初の「勝率を上げてA2級を確定する」という目的は十二分に達成できた。あとは通算5度目のVを地元で果たすだけだ。
エンジンパワーランキング
【トップ級】
萬正嗣
【上位】
土屋智則、荒田泰明、鈴木博、柳田英明、古場輝義、板倉敦史
【中上級】
若女井正、中村裕将、内田貴士、吉川昭男、藤井徹、崎利仁、石渡鉄兵、三宅潤
【中堅】
中西宏文、片山友多加、金子良昭、栗原謙治、金子勝利、佐口達也、松井賢治、諏訪忠宏、菊池峰晴、西村勝、森弘行、井芹大志、明石正之、待鳥雄紀、渥美卓郎、大田誠、黒柳浩孝
【中下級】
浦田信義、松浦博人、永井源、進藤侑、村田友也
【下位】
庄司孝輔