今年V4の山口達也が上々の動きを披露!

2週間ぶりの開催となる「第28回ボートキング決定戦」が29日、開幕する。実力的に抜けた選手は不在で、シリーズはやや波乱含みで推移しそうだ。

V候補と目されているのは川北浩貴、山口達也、磯部誠ら。DR1号艇で登場する川北は21％の凡機で動きも平凡。枠番利とテクを考えれば、DRをすんなり逃げ切っても不思議ではないが、上積みが必要で過信はできない。

DR組の中で唯一表情が明るかったのが山口達也だ。引いた66号機は前操者の女子・藤原菜希がチルト3度で戦っていたため、ペラの「形状復帰」に大忙しだったが、「バタバタしていった割には良かった。伸び加減で悪くないですよ。まだまだ、叩く必要はありますけどね」と汗だくになりながらペラ小屋に向かった。

また、阿波勝哉が昨年10月以来、9カ月ぶりに蒲郡に登場。当地前回戦でチルト3を諦めた経緯があっただけに、どんな「反撃」を見せるか注目だ。動き自体は「出足中心」に悪くはなかった。

エンジンパワーランキング
【上位】
山口達也、鈴木茂正、藤田靖弘、赤羽克也
【中堅】
多羅尾達之、井川真人、谷本幸司、中林秀人、笠雅雄
【中堅】
川北浩貴、磯部誠、濱崎直矢、池本輝明、阿波勝哉、吉田慎二郎、河合佑樹
【下位】
土屋智則、川上昇平、小松卓司