ボートレース琵琶湖

琵琶湖

西野翔太が混戦の2位争いを尻目に速攻V!

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「日本トーター杯」の優勝戦は、真夏を思わす熱い気温27度、水温は29度まで上がり、しかも風が止んで無風状態となり、体感温度では30度を超えるような暑さの中で行われた。

準優ではツキもあって2着で優出を決めた地元の中村有裕だが、優勝戦に入ればパワー劣勢は明らかで、6枠ということもあり進入争いで大きく回り込む態勢となったが、そうなると5枠の海野康志郎が大外まわりになるため、中村有を入れさせまいと激しく反発するが、結局中村有がその抵抗を振り切って2コースに。その分、インを主張した1枠の西野翔太が少し早めの進入となった。中村有から後ろでは3枠の坂元浩仁と4枠の河上哲也が入れ替わり、162/435の隊形で優勝戦が開始された。スリットで大きく遅れを取ったのは3コースの清水敦揮で、逆に勢いよくトップスタートを決めたのは、5コースの坂元だ。これが敢然とまくって出ようとするが、スタートは遅れてもパワーは上位の清水と、同じくパワーは上位級の河上がライン後に伸び返し、坂元の進路をふさぐ格好で、インの西野を攻める攻撃勢がゴチャ付いていまい、ここであっさり西野のイン逃げが決まる。2番手にはかろうじて中村有が続いたが、すぐに清水に追い付かれると抵抗できずに追い抜かれ、次には河上にも抜かれ…と周回ごとに順位を下げ、結局は坂元にも追い抜かれて5着に。逃げた西野に続いた清水、河上と結果的にはパワー上位がそのまま優勝戦も上位を占める格好になった。