岡山、中国勢が強烈パワー!

「日本トーター杯」は2日目を終えたが、ここまで強烈なパワーで圧倒しているのが岡山、広島両支部の中国勢だ。なかでも超抜パワーは広島の西野翔太で、初日連勝に続き2日目も白星を挙げて早くも3勝。機力面でこれに続くのがベテランの米田隆弘。最近千葉に転居したが所属は岡山支部の清水敦揮もじわじわとパワーアップ、ここまで2勝、2着2本と好調だ。同じく気配上昇が窺えるのは広島の船岡洋一郎。また、2日目は着を乱した岡部貴司も機力は上々で、これら岡山、広島両支部による中国勢のパワー攻勢はまだまだ続きそうだ。

一方、前検・初日と冴えなかった地元の中村有裕と準地元の向所浩二はくっきりと明暗。向所が2日目は連勝と巻き返しに成功したのに対し、中村有は6、2着と相変わらず苦戦。これは体重のハンデもあるが、体調そのものにも不安を抱えるのかもしれない。また、新鋭の佐藤大騎は2日目に大きく崩れたが、気配そのものは大きく落ちた印象はない。実力的な面もあり仕方ない結果とも言えるが、3日目は下位戦での走りとなるだけに一変に用心したい。

エンジンパワーランキング
【トップ級】
西野翔太、米田隆弘、岡部貴司、佐藤大騎
【上位】
清水敦揮、坂元浩仁、海野康志郎、浅見昌克、香月大介、大石和彦、船岡洋一郎、河野武士、金子勝利、平野和明、眞田英二、中岡健人、南佑典
【中堅】
向所浩二、山本修次、鈴木光男、片山晃、宮本裕之、中村稔宏、黒田誠司、伊藤雄二、武田信一、河上哲也、木山誠一、胡本悟志、熊本英一、樋口範政、小澤和也、川口貴久、石倉洋行、河野大、木村仁紀
【下位】
中村有裕、松江秀徳、荒川昭、石川哲秀