黒井達矢がリーグ戦V2に王手!

新鋭リーグ第20戦GⅢ「第21回蒲郡スピード王座決定戦」は準優3番を終了。ベスト6が出揃い、いよいよファイナルを迎える。

準優は第1弾の9Rから波乱。1号艇の森作雄大が先マイして主導権を握ったが、高野哲史と本多宏和のセンター勢が道中猛追。3者もつれた中、2周1Mで高野哲が競り勝って抜け出し、地元の本多が2着。初の準優1号艇をものにできなかった森作は「足負けではなく、自分が冷静さを欠いたのがすべてです」と反省。悔しさをにじませていた。

続く10、11Rはともにイン逃げの人気サイドで決着。10Rは桑原悠がイン圧勝。秋元哲が続き、初日DR組のワンツーだった。11Rは黒井達矢が盤石の逃走劇で楽勝。永田秀二がまくり差しで追走したが、ボートに穴が開き、徐々に後退。渡邉和将が追い上げ、優出切符をつかみとった。

V戦は1号艇から順に黒井、桑原、高野哲、渡邉、秋元、本多の順。デビュー初優勝がかかるのは高野哲と本多の2人。リーグ戦第17戦(多摩川)を制した黒井の押し切りが有力も、強敵は同県の秋元だ。今リーグ戦はすでにV4。勝負強さは際立っており、前節のFを感じさせない力強い走りを披露している。

エンジンパワーランキング
【上位】
桑原悠、永田郁弥、南佑典
【中堅】
黒井達矢、渡邉和将、秋元哲、本多宏和、和田兼輔、永田秀二、松竹大輔、松尾昂明、森作雄大
【中堅】
高野哲史、磯部誠、尾嶋一広、上野真之介、金子賢志、後藤翔之、荒井翔伍、有賀達也
【下位】
武富智亮、宮野仁、中嶋達也