ボートレース桐生

桐生

地元・土屋智則が有言実行V!

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熱戦を繰り広げた「第7回埼玉新聞社杯」は地元若大将・土屋智則(28)の優勝で幕を閉じた!

春到来を感じさせる陽気になった前検日、初日から一変し、2日目は気温5℃まで冷え込んだ上に強風でレース打ち切り。今シリーズは気温差も激しく、気象状況がめまぐるしく変化したが、ファイナル優勝戦は波乱なく「安泰」の結果となった。

進入は3対3の枠なり。絶好枠に構える土屋は「スタート行って逃げるだけ」の言葉通り、コンマ13のトップスタートを切った。差し切りVを狙って朝から作業を続けていた2コースの平田忠則は渾身の差しを入れたが、引き波にのまれる。土屋にとって唯一の脅威・3コースの新美恵一も抜群のスリット足を生かすことができずに、1M握って回るのが関の山。ダッシュ勢の強攻もなく、平田の差し、新美の全速マイをきっちり封じた土屋は先マイするとバックで早くも独走態勢。周回を重ねるごとに後続艇を引き離し、圧倒的強さで通算7回目、地元2回目の優勝を決めた。2着に平田、3着に新美が入線し、2連単300円、3連単790円(ともに1番人気)というガチガチの配当となった。

昨年3月の当地で優勝戦1号艇で惜敗(3着)している土屋は「あの時は同期(97期)の前沢丈史に優勝を持っていかれて悔しい思いをした。もう同じミスはしません」とレース前からリベンジVを誓っていた。前節の下関GIでも優出するなど実力も急上昇。いまや地元桐生の看板を背負う自覚も出て来た将来の群馬のエースは有言実行Vを機に、さらなる飛躍を遂げそうだ。