ボートレース桐生

桐生

超抜・大峯豊がV戦絶好枠へ!

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関東地方は5日夜からの大雪予報が出ているが、艇界最北の地・桐生はそれほど厳しい寒さではなく、5日目は気温6℃前後、向かい風2メートル以下の中で準優3番勝負が争われた。

まず準優9Rはインの堤昇がコンマ34の最も遅いSながら、スリット持たせて1M先マイ。他艇の攻めを制して逃げ切った。人気の岩崎正哉は2コースから差しを狙ったものの、引き波に舟がのまれて万事休す。展開突いて浮上した加瀬智宏がバックで2番手に立ったが、内からジリジリと迫った佐口達也が1周2Mをうまく小回りして2着に浮上。見事に地元での優出を決めた。1番人気の堤が逃げたものの、2、3着に人気薄が入ったために3連単は1万6340円と高配当となった。

準優10Rはインから森秋光がコンマ09のSできっちり押し切った。外全速の宇土泰就、展開とらえた土性雅也がバックで浮上したが、2着は2M全速で回った宇土に軍配が上がった。

準優ラストの11Rは予選トップ、舟足も節一級の大峯豊がインからやや遅れたが、スリット後にグイッと伸び返して1M先マイ。このターンが若干流れ、横井健太にまくり差されてバックで並走。バック外側に回されたものの、2M全速で回ると驚異のエンジンがうなりを上げて横井をのみこんだ。「逃げ」はならなかったが節一パワーに助けられる「抜き」で勝利した大峯が優勝戦1号艇を獲得した。

優勝戦のメンバーでも大峯の足はダントツ。「このペラ(制度)になって一番じゃないですかね。全部の足が良くて、かなりの仕上がりです」と本人も納得。最高の形でVに王手をかけた。

エンジンパワーランキング
【トップ級】
大峯豊
【上位
森秋光、佐口達也、宇土泰就、萬正嗣、土性雅也、岡崎恭裕、杉山裕也
【中上級
堤昇、加瀬智宏、森竜也、岩崎正哉、青木義一、渡邊雄一郎、野相弘司、坂口貴彦、武重雄介、伏田裕隆
【中堅
沖悟、白井友晴、宮下元胤、本吉正樹、横井健太、大谷直弘、加藤翔、中嶋健一郎、小川広大、森作雄大、中田友也
【中下級】
吉田徳夫、多羅尾達之、中井俊祐、岩田優一、下河雅史
【下位
松本功、渥美卓郎