多摩川
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序盤から波乱のレース展開
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「第6回多摩川蛭子カップ」。豪華メンバーがそろった今節だが、序盤から波乱のレースが続き、格上勢が勝ち切れないレースが続いた。
選抜組では前半レースを勝ったのは矢後剛ただひとりだけ。賞金王となった山崎智也は4着発進、平石和男も道中競って弱めの足で3着発進と、ピリッとしない出だしとなった。万舟券決着は2本と少なかったが、それ以上に舟券予想が難しい1日という印象だった。
選抜レースは地元インの矢後が人気を集める形に。それでもインで立ち遅れ、このレースを勝ったのは山崎。前半レースの動きからは一変、鋭いまくり差しを入れて抜け出した。「乗り心地はまだ」とは言うが、さすがのハンドル捌きを見せつけた。この選抜戦で山崎よりも足で上回っていたのは三嶌誠司。バックでは山崎よりも強め、選抜組で唯一の40%超のエンジンというだけはある動きを見せた。本人も「乗り心地はいいし行き足もまずまず」と。この現状に伸びがくれば抜群級と言える仕上がりになるだろう。
予選組では当地大得意の向所浩二が、低調機を感じさせない動きで行き足、伸びが優勢。「何でこんな勝率なのに出るんやろ、不思議やね」と。その他では小野寺智洋、倉尾大介、高山秀雄、鈴木賢一らが上々の動きを見せた。
エンジンパワーランキング
【上位】
鈴木賢一、向所浩二、三嶌誠司、小野寺智洋、高山秀雄、倉尾大介
【中堅】
中島孝平、山本隆幸、冨成謙児、山崎智也、中野次郎、吉田光、瀬尾達也、小野勇作、武田信一、渡辺史之、樋口喜彦、鈴木勝博、後藤隼之、相原利章
【中堅】
浜田博、西和則、中山雄太、山田亮太、大石和彦、陶山秀徳、大貫英治、野中義生、村田孝雄、河原順一、行谷吉範、加藤峻二、伊藤誠二、吉田宗弘、市橋卓士、大橋庸志、松村康太
【下位】
齋藤達希、二瓶徹、飯野秀樹、林明治