初日連勝が4人で上位混戦ムード

初日の前半戦は4メートル前後の追い風が吹いたが、後半戦に入って弱まり、メーン12Rの桐生ドリーム戦は無風となった。気温は前日同様、11℃まで低下した。それでも水面状況は良好。決まり手は逃げが6本、万舟券は出現せず、配当面でも落ち着いた一日となった。

さて、初日メーンの桐生ドリーム戦はインの間嶋仁志が先マイ逃走を図ったが、バックで2号艇・大場敏とともに猛追した3号艇の永田啓二が2Mで競り勝って快勝。初日連勝を果たした。この永田に加え、石田章央、金子貴志、吉田慎二郎が初日①①発進を決め、さらには大野芳顕、大場敏が2連対スタート。上位陣が得点を独占する形となっている。

この「連勝カルテット」の舟足は? というと、成績ほど出ているとは言えないのが現状だ。永田は「展開ですね」、吉田は「Sで勝てただけ」とコメントしている。上位級の足を誇るのは大野芳顕だ。出足、伸びともに抜群で選手の間でも評判の仕上がり。また、原豊土も行き足から伸びが光っている。

一方、主役級の山地正樹は前半終了後に大幅整備を敢行したが、ドリーム戦6着大敗後は「出てない」とひと言。2日目以降の立て直しが急務となる。

なお、下田哲也(右手打撲)、寳田亮治(右前腕打撲)が負傷のため途中帰郷。3日目(9日)から高山秀雄、小川知行の2選手が追加あっせんされる。

エンジンパワーランキング
【トップ級】
なし
【上位】
原豊土、大野芳顕
【中上級】
大場敏、井川真人、原田通雅、宮地秀祈、大町利克、杉江浩明、濱崎誠、乃村康友、吉田慎二郎、先山健司
【中堅】
難波雄三、藤井定美、柾田敏行、土屋昭、間嶋仁志、金子猛志、藤井徹、齋藤和政、石田章央、金子貴志、松浦勝、須藤隆雄、川原正明、深山祐二、永田啓二
【中下級】
なし
【下位】
山地正樹、嶋田貴支、寺本重宣、森晋太郎