ボートレース桐生

桐生

永田啓二が鮮やかなまくり差しでV!!

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気温10℃、降りしきる雨の中で行われた優勝戦は、無風であったために水面状況は穏やか。しかし、配当面では波乱の決着となった。

展示では134カド526の並びだったが、本番は枠なりの3対3の進入。ほぼ揃ったスタート隊形からイン先マイを狙った石田章央はターンが若干流れた。ここで3号艇・永田啓二は、差しを狙った2コース濱崎誠を叩いて全速のまくり差しのハンドル。これが完璧に決まり、バックで先頭に立つと、内から追ってきた大場敏大野芳顕を振り切って2Mを冷静に先取り。そのまま独走Vを決めた。2着には大場、3着に大野が入線し、3連単は2万40円という高配当となった。

優勝戦メンバーでは明らかに足が劣っていた永田。レース前はあきらめずに足の上積みを狙って最後の整備を敢行。ピストン1本を交換して臨んだ成果が報われ、見事な通算5回目の優勝となった。