DR戦は後藤正宗が勝利!

シティーナイター「第46回住之江選手権競走」は、22日に熱闘の幕が開いた。

初日メインのDR戦は、後藤正宗が展開にも恵まれ5コースからまくり差しで勝利を飾り、3連単2万円台の高配当が飛び出した。勝った後藤の足は中堅かそれよりやや上ぐらい。足なら2着の石渡鉄兵が断然リードしており、節イチと言っても大げさではない。

心配なのは平尾崇典。メーカー機をゲットしながら初日は4、6着。まったく力強さがなく、調整が合っていない感じ。どこまで立て直してくるか注目だ。

予選スタート組では、メッカ初陣の池永太がいきなり魅せた。前半は6コースからまくり差し、後半はカドから一気まくりでただ一人の連勝発進。「スリット近辺がすごくいいし、伸びは言うことない」と満面の笑み。2日目は好枠デーなら4連勝も期待できる。小山勉もオープニングカードを制し、好発進を決めた。

他では芦澤望と岸蔭亮の気配がいい。伊藤将吉、中辻博訓、木村恒一の3人は、いずれも1、2着だったが、好枠デーに助けられた感が強い。足は中堅より少しいい程度だ。

初日は3連単万舟券が5回飛び出すという荒れムード。ただ、2日目の番組を見渡すと本命サイドが多く、配当は落ち着きそう。決まり手も初日は逃げは3本のみだったが、2日目は1枠にいい選手が数多く配置され、初日のようなことはなさそうだ。それでも心配材料が天候。どうやら雨模様で、これでまた気配が変わる可能性も…。

なお、長谷川巌は病気のため帰郷した。

エンジンパワーランキング
【横綱級】
石渡鉄兵、池永太
【大関級】
木村光宏、芦澤望、岸蔭亮
【関脇級】
繁野谷圭介、後藤正宗、柳橋宏紀、牧宏次、、金子貴志、小山勉
【小結級】
白井友晴、川添英正、伊藤将吉、鶴本崇文、平尾崇典、中辻博訓、菅章哉、北村征嗣
【序二段級】
君島秀三、星野政彦、濱崎直矢