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9日に行われた「日本モーターボート選手会長杯」優勝戦は、インから渡辺浩司、中嶋誠一郎、長谷川親王、妹尾忠幸、野長瀬正孝、鳥居塚孝博となり枠なりの4対2でスリットへ。
好Sから主導権を握ったのは0.06と踏み込んだイン渡辺。しっかりとまくりも差しも封じての先マイで、優勝は決まったかと思われた。だが、2M、妹尾が渡辺の懐深くに突進する先マイを敢行。渡辺はその位置からくるのか? の思いがあったのかもしれない。握って回って妹尾を沈める。妹尾は粉砕したが、渡辺、妹尾のやり合いを冷静に見届けて差したのが中嶋だった。逆転の差しを拾った中嶋は2周1Mも先マイ有利に運び、そのまま渡辺の追撃を振り切って優勝のゴール。2着は渡辺、3着は妹尾を捕らえた鳥居塚だった。
4期ぶりにA1に復帰した中嶋、博多は嬉しい初V!
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