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安達裕樹と丹下将が連勝!

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ようやく梅雨らしい雨の1日となった「第34回さざなみ賞」の4日目。

この日は安達裕樹丹下将が連勝、村田修次吉川昭男ら主力勢も白星を重ねたが、序盤は快調だった古賀勝則が6、4着で勝負駆けに失敗。ほか、宮迫暢彦も5、6着と大きく崩れた。宮迫の場合は貯金が大きかった分だけ予選落ちとはならなかったが、ムードはあまり良くない。そして戦前は優勝候補筆頭格だった山室展弘は4、2着と冴えず、予選落ちは免れたものの、準優は6枠とまだまだ厳しい状況が続く。

4日目12Rでその山室のイン戦を、カドから一撃まくりで仕留めたのが中嶋健一郎。こちらはその1着がものを言い、準優4枠と攻めポジションを確保した。

機力面では大幅な変化は見られなかったが、水野要がやや上昇気配。村田も序盤のひどい状態からは完全に脱し、戦える足にはなってきている。また、パワー面でリードしてきた宮迫が4日目は大きく崩れたが、展開がなかったことと、得点満杯で無理しなかった面も見られ、心配するほどの機力落ちはなさそう。

4日目連勝した安達と丹下の比較では、丹下に少し分があるようだが、上位5~6選手のパワー差はいよいよ縮まってきている。

エンジンパワーランキング
【トップ級】
宮迫暢彦、平池仁志、丹下将、山谷央
【上位
安達裕樹、古賀勝則、中嶋健一郎、吉川昭男、香月大介、加藤雅之、占部彰二、鈴木茂高、原豊土、川口貴久、村田修次、水野要、大塚浩二、吉田和仁
【中堅
半田幸男、片山竜輔、岡田憲行、河野武士、小林享、長谷川巌、高田謙一、山室展弘、小林茂幸、中尾英彦、佐々木巌
【下位
萩原篤、大橋純一郎