田中信一郎がイン圧勝で準完全Vを達成!!

シティーナイター「第46回しぶき杯競走」は、最終日の2日、第12Rで頂上決戦が行われた。夕方には凄い夕立に見舞われたが、優勝戦の時間帯は天気も回復し、風もほとんどなく絶好のコンデションでV戦を迎えた。

準優日にはナカシマのペラに換えていた市橋卓士が優勝戦はヤマトのペラに戻し、S展示では積極的なコース取りを見せて進入は126カド354。本番でもピット離れに大きな差はなかったが、やはり市橋がコースでアクションを起こす。ただ今度は5枠・山口達也がそれに抵抗を見せ、進入は1256カド34に。

山口、市橋の進入は内2艇よりも前の位置からの起こしで当然ダッシュは乗らない。カドからトップS(コンマ16)を決めたのは関口智久。1マークまで絞って行ったが、インの田中信一郎も伸び返し、その田中が先マイ。関口は仕方なくまくり差しにチェンジするが、田中の内懐までには入れず。2マークを田中が楽に先制し、そのままゴールで準完全Vを達成。田中は今年3度目のV、地元では22度目、通算では58度目(SG5V、GI12Vを含む)となった。

次節(6月6日から)の児島ボートのキングカップでGIにも復帰してくる。これから田中の巻き返しが楽しみになってきた。

なお、2着には関口、3着には山口を2マークでさばいた市橋が入った。