多摩川
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吉田弘文がトップS決めV!
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新プロペラ制度3節目だった4日間の短期シリーズ最終日。本州に限って言えば129年ぶりに金環日食が見えた日。
6戦全勝、テクはもちろん、出足の仕上がりも完璧、優勝戦1号艇を堂々とモノにした田中信一郎に人気が集まった。決めれば自身09年3月の住之江7戦全勝の完全V以来のチャンスとなる優勝戦。
田中を相手に売れていたのがターンで優れる2号艇の馬場貴也、4号艇の吉田弘文。気になったのが7~8mの強い追い風。強すぎるとさすがのインも流れ気味になる。1Rから11Rまでもイン逃げの決まり手はなし。まくりや差しが目立った。
さて本番。進入はS展示から枠なり3対3。田中は6月から60日の長欠を控えており、Sは「自信ない」が本音だが、インからコンマ07の2番手S。しかし3コースからコンマ08は有賀達也、4カドの吉田もコンマ06のトップSを放った。2コースの馬場はコンマ11の5番手Sで、イン田中が伸び返した分、馬場は1M挟まれる格好になり舟を引いた。3コースからまずは有賀が握ったが、イン田中が合わせ気味に回り、そこをカドからまくり差したのが吉田。そのままバック先頭に立った。田中は残したが2着。3着は他4艇がバック並走となったが、最内差した6号艇の東健介が2Mうまく回って2周1M馬場を押さえ込み3着。
吉田は3月芦屋、4月若松に続き今年3回目、多摩川では8回目の優出で2回目、田中の完全Vを阻止して通算40回目の優勝を飾った。
なお、4日目2R三上泰教がエンスト(責外)。