琵琶湖
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強烈パワーで鈴木博が逆転V!
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「ボートピア京都やわた開設5周年記念」の優勝戦は、朝から穏やかな五月晴れの中、気温23度、風速1mと、絶好のコンディションで行われた。
5日目の準優勝戦では、田中信一郎が敗れるなど波乱となり、優勝戦の顔ぶれからは1号艇の鈴木博と4号艇の山崎哲司の一騎打ちムードとなったが、やはり優勝戦はこの両者による壮絶な首位攻防戦となった。
艇番どおりインとカド4コースからそれぞれ発進した両者だが、ここまで素晴らしいスタートを決めてきた山崎は絶好のカドから0.14とやや平凡なスタート。対するインの鈴木は0.07のトップスタート。この時点では、パワー十分の鈴木の逃げ切りかと思われたが、そこから山崎が渾身のまくり差しで逃げる鈴木の懐に突き刺さる。バック中間点では山崎が完全にリードするかたちとなった。そして2M。山崎はターン洩れしたわけではなかったが、2M手前で差し態勢に入った鈴木が間髪入れずに差し込んで、一気に逆転。そこからはパワーを見せつけグイグイと差を広げにかかる。いったん前に出られると、鈴木とは伸び足が違いすぎる山崎だけに、ここで万事休す。3着には2号艇の森貴洋が粘り込み、3連単配当は920円、1番人気の決着となった。