初日は強風吹き荒れる悪コンディションに

新プロペラ制度で行われる最初のGIレースの開幕日とあって、どんなレースが展開されるか、大いに注目を集めた初日だったが、朝から強い北風=ホーム追い風(風速10～14m)に見舞われる悪コンディション。オープニングカードから安定板を使用。5Rから展示航走1周、本番レース2周に短縮(その後11R以降は通常に戻された)にされてレースが行われた。そのため、正味の舟足はまだ、判断がつきかねる状況だった。

レース展開、傾向にしても風の影響が大きく、序盤戦は風に翻弄されるシーンが目立ち、差し抜けが目立ったが、徐々に風が静かになるにつれイン逃げも増えたが、結局、まくり決着は2Rの毒島誠のみに終わった。

2日目はホーム向かい風の予報。エンジンのパワー差がもろに出てきかねないコンディション。展示航走からじっくりとチェックしていきたい。

なお、初日ドリーム戦で転覆を喫した池田浩二は負傷のためリタイヤ、帰郷した。

エンジンパワーランキング
【上位】
東本勝利、江口晃生、毒島誠、山崎智也、峰竜太
【中の上級】
須藤博倫、齊藤仁、重野哲之、吉川元浩、赤岩善生、仲口博崇
【中堅】
中島孝平、岩崎正哉、加瀬智宏、室田泰史、井口佳典、秋山直之、橋本久和、横澤剛治、中尾誠、久田敏之、桐生順平、松井繁
【中の下級】
中里英夫、熊谷直樹、松本勝也、山本浩次、星野太郎、江夏満、田中豪