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東本勝利が前節V機をゲット!

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GI「赤城雷神杯・開設56周年記念」が12日開幕する。これはペラ新制度になって初めての記念レース、さらには月末のビッグレース浜名湖「笹川賞」の前哨戦という位置にもあり注目度が高くなっている。

さて、これまでの記念レースの戦前展望であれば、やれ誰々が絶好調だ、とか、誰彼の近況がいい、とか悪いとか…出場選手について論じられてきたが、これから、ペラ新制度以降は、やはりエンジン相場を第一に語らなければなるまい。

というわけで今節、注目されるエンジンはまずGWシリーズで江口晃生が優勝した50号機。そして山崎智也が優出3着した16号機、さらには伏兵の品川賢次に優出をもたらせた54号機や、萬正嗣(優出6着)の40号機は活躍必至な優良機だ。他では65、30、36、64、71の各機も活躍必至なパワー機。また20%台の低調ながら好走した28と56号機も侮れない。

これらの機を手に入れた選手がまず一歩リードと言ってもいいのではないか。とはいえ、新制度を経験した有力どころはほとんどそれ以前と大差ないパフォーマンスを発揮していたようにやはり実績上位者の底力は軽視できないだろう。

王者・松井繁池田浩二、山崎智也、赤岩善生らの走りからも目が離せない。

さて、迎えた前検日、注目のエンジン抽選では前節V機・50号は伏兵・東本勝利の手にわたったほか、16号=中辻崇人、54号=石橋道友、40号=吉永則雄、65号=毒島誠、30号=重成一人、36号=星野太郎とそれぞれに受け継がれた。彼らのレースぶりには要注目だ。

エンジンパワーランキング
【上位
東本勝利、毒島誠
【中堅
山崎智也、太田和美、仲口博崇、吉永則雄、中野次郎、峰竜太、石橋道友
【中堅
松井繁、江口晃生、中里英夫、辻栄蔵、吉川元浩、池田浩二、赤岩善生、須藤博倫、秋山直之、井口佳典、重野哲之
【中堅
熊谷直樹、橋本久和、山本浩次、重成一人、中島孝平、江夏満、森秋光