8戦6勝の山地正樹が首位通過

準優18人のうち、新プロペラ制度2節目の選手が13人。準優メンバーのエンジン勝率を見てもらっても分かると思うが、ここ若松はエンジン素性勝負ではなく、完全なペラ調整勝負になっており、エンジンの素性や勝率に関係なく、ペラ調整がうまくいってパワーアップさせた選手たちが予選を突破してきた。そういう意味で1節走ってきた選手たちには有利なシリーズになっている。

予選トップで節一パワーの山地正樹も大したエンジンではなく、上位機でそのまま好パワーになっているのは松本博昭と川島圭司、香川友尚の3人しかいない。とはいえエース機・川島も、エース機というほどは出ていない。準優はいずれも1号艇が人気を背負い、実際に順当ムードではあるが、9Rは田頭実、10Rは横田茂という刺客がいるだけに、穴党も出番があるかも。11Rの山地だけには逆らえそうもないが…。

エンジンパワーランキング
【準優9R】
松本博昭>梶原正>田頭実>木下陽介=山崎裕司>南部圭史
【準優10R】
別府昌樹=横田茂>松元弥佑紀=川島圭司=野添貴裕>>大橋純一郎
【準優11R】
山地正樹>妹尾忠幸=別府正幸>渡邊雄一郎=香川友尚>>>杉田篤光
【上昇中】
松元弥佑紀、野添貴裕、山崎裕司、田頭実、木下陽介