
桐生
桐生
{{ good_count }}
この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。
前検日の好天とは打って変わり、新プロペラ制度スタートの初日は雨模様となった。気温が若干低下し、湿度は上昇。それに加えて、未知のプロペラとあって各選手の調整は難航を極めた。そんな中、雨が上がった初日ドリーム戦はインの山崎智也が逃げ切って快勝。師弟コンビの江口晃生と毒島誠は道中で2着争いを演じたが、師匠の江口が競り勝ち、2連単1番人気(280円)の堅い決着となった。
初日を終えてのエンジン相場は、江口が「エンジンの数字なりに落ち着くんじゃないか」と分析した通り、エンジン勝率に比例した仕上がりとなっている。それほど大きな機力差はないものの、現状では江口が行き足中心に良く、山崎は全体的にまとまっている。
その両者と足合わせで遜色ない中里英夫もドリーム戦6着大敗ながら気配はいい部類。この2連対率40%超えのエンジンを駆る「記念レーサートリオ」が一歩リードする形だ。また、伸びがいい中野秀彦、出足中心に上々の藤生雄人も他選手から評判の足。萬正嗣、佐口達也、今泉徹らもいい動きを見せている。
一方、久田敏之と土屋智則は低調機に苦戦。エンジン2連対率23%の久田は初日1Rの目玉レースでも人気に応えられず2着に甘んじ、「数字通り力強さがない」。同22%の土屋智も「数字なりです」と低調機に苦しんでいる。
さて、新プロペラ制度の初日としての各選手の動向は悲喜こもごも。エンジン2連対率44%の佐口は「今までにない感覚なのでちょっと分からない。とにかく手探りです」と終始、思案顔。久田は「これまでみたいに悪いエンジンをペラで引き出し、ごまかすことができなくなりそうですね」と第一印象を述べた。同制度の提唱者でもある江口は「まだベースがないから、まずは情報収集」と長期戦の構え。一方、前向きなのは藤生だ。「ペラ勝負じゃないこっち(新制度)の方が選手としてのモチベーションも上がる。僕としては楽しいですね」。
どちらにしても、まだ始まったばかり。2日目以降も各選手の整備、調整は要チェックだ。
エンジンパワーランキング
【上位】
なし
【中堅】
江口晃生、中里英夫、山崎智也、中野秀彦、藤生雄人、佐口達也、今泉徹、萬正嗣
【中堅】
加瀬智宏、須田秀一、高山秀雄、橋本久和、柴田光、菊池峰晴、長谷川充、本橋克洋、早坂こずえ、鳥居塚孝博、小川知行、須藤隆雄、秋山直之、土屋千明、亀山雅幸、進藤侑、毒島誠、鹿島敏弘
【中堅】
田嶋茂、大貫英治、土屋智則、久田敏之
【下位】
なし
注目ワード
現役レーサーの大山千広のインタビューコラムです。レースのことやプライベートについて自由度高めでお届けします。
マンスリーBOAT RACEの桧村賢一が舟券攻略の持論を展開します。狙い目レーサーや超抜エンジンも紹介。
実況アナウンサーの小林習之のコラムです。30年以上ボートレースに携わってきた中で見たことや経験したことをお伝えします。
マクール客員編集長・西山貴浩による爆笑コラム。本誌では6年以上続く人気コラム。
愛知支部レーサーによるリレーコラム。支部の全選手が担当するまで終わらない!?
本誌目玉のレーサーインタビュー。最も旬な選手や際立ったトピックがある選手にじっくり話を聞く。
報知新聞 藤原邦充記者による硬派なコラム。全国のレース場で取材を積み重ねてきた見地から、艇界をズバリ斬る。
オートレース界のトップレーサー。ボートレースにも造詣が深く、オートとボートの違いを比較しながら、選手目線の気付きを語る。
元選手・芦村幸香によるコラム。下関YouTubeのMCなどでおなじみのトーク力で、本誌読者も楽しませる。
本誌編集長の渡辺と主筆の山本による社説。艇界の今を分析し、忌憚ない意見を述べる。
今やボート界の顔ともいえる人気者・永島知洋が、満を持してコラムを執筆。これを読むときっと旅打ちに行きたくなる!?
17年4月号より連載開始。夏はトライアスロン、春秋冬はマラソンやロードバイクレースに参加していることがタイトルの由来に。
連載期間は22年を超え、本誌最長連載コラムを更新中。問答無用に艇界を斬る論客へのファンは多い。
主筆・ヤマケイと編集委員・田中による対談。ボート界の時事的な話を中心に編集部のじじーが好き勝手言い放つ。
ボートレース芸人すーなかのコラム。22年8月号より「コラムのピット」にて連載開始。軽妙な論調でボート愛を語る。
ボートレースの歴史を紐解く。歴史の語り部が送る温故知新。名勝負を再び世に記し、ボート界を作ってきた選手たちの走りが蘇る。
ボート配信でもお馴染みのシマレナこと島田玲奈が、5月号よりコラムを連載開始。爆益を目指し奮闘する“社長”に注目!
全国のBTSにて開催される「目指せ!ボートレーサー!!!」をテーマにしたトークショーのレポートコラム。
マクール創刊30年を記念し、全国24場のボートレース場にまつわるクイズ。なかにはマニアックな問題も!?あなたはいくつ答えられる?
九州を拠点に、若手選手に精通するスポーツ報知・井上泰宏記者。卓越した取材力を駆使し、選手の“素”を読者にお伝えする。
本誌「マクール」の創刊から携わってきた山本圭一が、ボート界・最近30年の動きを1年ごとに伝える。
ボートレース大村の攻略コラム。水面傾向やモーター情報、季節ごとの狙い目まで網羅します。
ボートレース児島の攻略コラム。水面傾向や風、季節ごとの狙い目まで網羅します。
2011年より掲載していた現役レーサー西村美智子のブログがコラムコーナーにてリニューアル。
MC&リポーター濱野智紗都のコラム。24年9月号より「コラムのピット」にて連載開始。ボートレース強火オタクとして愛を持って発信。
ボートレース福岡の攻略コラム。水面傾向や風、季節ごとの狙い目まで網羅します。
平和島
平和島
平和島
桐生
桐生
桐生
桐生
丸亀