ボートレース多摩川

多摩川

期待に応えて濱野谷憲吾が連勝発進!

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関東で初となる新プロペラ制度が多摩川からスタートしたが、初日はイン逃げが4本。しかし本数的に見れば多摩川は元々こんな感じ。だが、以前のようにセンターの全速戦がアッサリと決まらなくなった印象を受けた。

試運転に出る選手はやはり多い。この気温でまだ温水パイプがついているため、「重たい」という声がかなり聞かれた。ただ重たい分、「乗りやすい」との声も。まだ手探り状態でペラの方向性を早くつかむことが大切になるが、これまで通りペラ以上にエンジン本体のパワーが占める割合も高い。

そんな中、前半4カドまくりとファン選抜ドリーム戦イン逃げで連勝しファンの期待に応えたのがエース濱野谷憲吾。26.8%機だが、優出しているモーター。濱野谷本人はまだピンとこないのが正直なところのようだが、新ペラをしっかりと乗りこなしており、足自体もまずまず良さそう。2日目2走は5、6枠、これをどうさばいてしのぐか注目したいところ。

ドリーム戦2コースから差して2着は熊谷直樹で、以前の自分のペラのようにスリットから強力に伸びる足はなさそうだが、乗り心地を含めて「ソコソコの感じある」と初日にしては満足気の様子。

ドリームメンバー以外で初日に連勝したのが矢後剛折下寛法だ。今期級別審査も4月末まで。開催2日目が最後の日になる。矢後はA1級勝負。初日連勝したが、2日目6、6着ではギリギリボーダーになるため大敗はしたくないところ。足は機勝率以上だけに、もう一日気を引き締めて頑張りたい。

折下は大きく前進、A2級はほぼ大丈夫といえる。乗り心地を含めてバランス良くいい足、機歴も中堅上位はあるモーターだ。

気が抜けないのは2日目4、8Rを走る一瀬明。中の上ぐらいはいっているモーター、重たさはあるが乗りやすさは問題ない。本人はあまり意識していないようだが、相手関係と枠番からいい位置なだけにしっかり結果を出したい。

なお、初日1R宇田川信一が転覆(責任)、4R村田敦がエンスト(責外)、若女井正が転覆(責外)、10R田中豪が転覆(責任)。

エンジンパワーランキング
【上位
堤健一、折下寛法、齊藤仁
【中堅
飯山泰、熊谷直樹、山田竜一、中野次郎、大西英一、矢後剛、長田頼宗、一瀬明、森弘行、深澤達徳、深水慎一郎
【中堅
岩谷真、小林泰、杉山貴博、三角哲男、松浦博人、田中豪、村田敦、渡邉睦広、長畑友輔、内堀学、三品隆浩
【下位
鈴木敏裕、入澤友治、平井紀之