ボートレース平和島

平和島

新美進司が約3年半ぶりの美酒

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大混戦のロングランシリーズだったが、最後に優勝の美酒を味わったのは新美進司だった。

レースは2、3コースがスタートで立ち遅れる完全な中ヘコミの展開。人気を集めた1号艇の若林将が、カドから伸びてきた吉永則雄をケン制して握って回った懐を、吉永と共に差し込んだ新美がバック内伸びて2M先取り。そのまま先頭でゴールに駆け込んだ。

この優勝が08年9月常滑以来、久しぶりの優勝となった新美。現行ペラ制度ラストに優勝という最高の結果を出し「いい思い出になった」とニッコリ。舟足的にも「きょうが一番良く、(課題だった)かかりも良くなってて2Mもいい感じで回れた」と最高の状態で臨めたことが結果につながったといえよう。人気の若林将は展開も向かず3着に敗れたが、6号艇からの勝負駆けを成功させて優勝戦の1枠を手にするなど、今節は大きくアピールできたシリーズ。これまで実績のなかった平和島水面だが、次回以降に参戦するときの走りが楽しみに。

なお、9R5号艇の岡本猛がフライングのために欠場となった。