ボートレース多摩川

多摩川

尾嶋一広がデビュー初Vへ気合

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大混戦だった6日間のW準優制シリーズもいよいよ最終日の優勝戦を迎える。

初日の多摩川選抜メンバーからは魚谷智之、伊藤宏の2人だけが優出したが、魚谷が4枠、伊藤が6枠の通り、優勝戦は誰にでもチャンスがありそう。

そんな中、W準優は3、2着で4枠としてしまったが、F休み明けでも予選1位通過でターンさばきの違いを見せつけてきたのが魚谷。ただ「60点をウロウロしている感じ」と言うとおり、休み明けもあってターンのスムーズさは納得のレベルまで達していないのが正直なところ。カドから自在なコーナー戦で抜け出しはもちろん十分だ。

自身3度目の優出で優勝戦1枠を手に入れたのは魚谷と同じ兵庫の後輩・尾嶋一広。尾嶋も急上昇機でバランス良く抜群、デビュー初Vへ気合もいい。

2号艇の奈須啓太も高勝率機で間違いなく全体に上位級。選手間でも評判のパワーだ。

3号艇は吉原聖人で、32.4%機も行き足、回り足は上位。多摩川はエンジン勝率関係なくいつも出る水面で「24場で一番好き」とヤル気満々。

5号艇の富永正人は伸びは威張れないが、ターン回り重視でターン足はいい。それ以上にA1級へ気合が入っている。

6号艇となったが、伊藤も怖い。準優12Rはインに魚谷、2コースにその伊藤。4カドから伸びてまくっていったのが堂原洋史だが、まくられる形からその後にその外を全速ターン、しかもその堂原までも潰してしまった。今節は評判の高いモーターだが、出し切れずに感触は今イチ。しかし合えば出るエンジン。優勝戦までに時間はタップリ。「多摩川はS見えやすい」でSも決まっており、外コースでも届く速攻力に大注目だ。

なお、5日目3Rで1号艇の荒田泰明、9R3号艇の松浦努の2人がF(返還)。11Rで清水紀克高橋勲が転覆(責外)。

エンジンパワーランキング
【上位
奈須啓太、伊藤宏、尾嶋一広、吉原聖人、芦澤望、渡辺千草
【中堅
魚谷智之、富永正人、金子猛志、品田直樹、橋本健造、笠野友紀恵、西川新太郎、堂原洋史
【中堅
高橋勲、清水紀克、井芹大志、久田敏之、鈴木茂高、荒田泰明、山川美由紀、嶋田貴支、小川時光、細川明人、寺本重宣、村上純、岡田憲行、西原明生
【下位
大西隆洋、南部圭史