ボートレース大村

大村

懸命の作業も実らず…水草異常発生により中止打ち切り

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「大村さくら祭り競走」は、もともと7日制のロングラン開催だったが、6日目(4月3日)が強風により中止順延になった。波乱は続き、強風と水温上昇により、水中の水草が異常発生した。干潮に向かうに従って水位が下がり、その水草がプロペラに絡まって、日延べになった6日目(4月4日)の6Rあたりからスタートでドカ遅れする艇が出始め、8Rは明らかな異常スタート。9、10Rでは出遅れ艇も発生した。このままでは公正安全なレースを行うことは不可能と判断され、準優勝戦11、12Rを残して中止打ち切りになった。

そして迎えた本日(4月5日)最終日。前日から水草の除去作業を続けてきたものの、完全に除去できず、安全にレースを行うことができないため、中止打ち切りとなった。水草の異常発生によりレースが中止になったのは04年7月の桐生以来。2000年には蒲郡でも同様の理由で中止になったことがある。

大村のHPでは中止の理由を以下のように記載している。

「昨日のレース終了後日没まで、また、本日未明から浮遊物(藻)の除去作業に全力をあげてまいりましたが、まだ完全に除去しきれたとは言えない状態です。ファンの皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、本日のレースは中止打切りといたします。重ねてお詫び申し上げますとともに次節のレース開催に万全を期してまいります」

次節は12日から「GI海の王者決定戦」(60周年)が開催予定だが、その時には良好な水面でレースが行われることを期待しよう。