圧巻のトップSで瀬尾達也が逃げ切りV!!

吉田稔の前付け宣言、強伸びを誇る丹下健と、波乱要素満載の優勝戦。コンディションは気温14度、ほぼ無風の状況。朝からは逃げは3本だけも、逃げ残りも4本あり、割合インは効く印象のレースの流れ。

コース争いだが、案外なことに吉田はスタート展示からピット離れ飛ばず、枠なりに落ち着ついてスタート展示の並びは123カド456。こうなると、俄然5コース丹下の伸びに注目が集まったが、丹下も伸び切るまでの印象ではない。

本番進入。吉田は一応コース窺うも、結局は艇を流して枠なりに落ち着ついて123カド456の並び。スタートはイン瀬尾達也が圧巻のコンマ06トップスタート、他は全員がコンマ20台でまさに一艇身近く飛び出すさすがの超人スタート。瀬尾はそのまま舟足を伸ばして一気の逃げ切り。佐々木康幸は渾身のまくり差しを狙うが僅かに艇がバウンド。2Mは内を突いた赤坂俊輔を回して、佐々木がきっちり2着キープ。戦前の波乱ムードからは一転しての、一番人気での決着に落ち着いた。

瀬尾はこれが通算52回目。当地では3回目の優勝となった。