いつもの場所にあるひらめき
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いまわたしは、かつてない危機に面している。仕事にたいへん差し支える事態である。これが少なくともあと2年以上続くことがわかっている。
なにかというと、メインで利用していた書店の建て替え工事なんです。東京都千代田区にある三省堂書店神田神保町本店。2022年の春に休業して旧ビルの解体が始まり、新店舗の完成は早くても2025年。近くのビルを借りて仮店舗の営業もしているが、規模が小さすぎるしわたしが必要としている本がぜんぜんない。
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渡邊十絲子(わたなべとしこ)。東京都出身。主婦にして詩人。生涯一競艇客という立場を貫き、問答無用に艇界を斬る気鋭の論客でもある。代表著書は詩を読むための手引書「今を生きるための現代詩」(講談社現代新書)、書評集「新書七十五番勝負」(本の雑誌社)など。