クイーンズCの優勝賞金

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遠藤エミ

今年もあっという間に残すところ僅かとなり、26日からは第10回クイーンズクライマックスが福岡で開催される。クイーンズクライマックスが福岡で行われるのは2回目、第4回大会以来だ。その時は地元の川野芽唯が優勝した。過去の優勝者を振り返っておこう。

第1回三浦永理大村
第2回平山智加芦屋
第3回日高逸子住之江
第4回川野芽唯福岡
第5回松本晶恵平和島
第6回遠藤エミ大村
第7回松本晶恵平和島
第8回今井美亜徳山
第9回平高奈菜浜名湖

今年の出場12人と獲得賞金額は以下の通りだ。

遠藤エミ52,727,000円
平高奈菜46,525,000円
守屋美穂38,422,000円
田口節子36,519,000円
渡邉優美36,165,266円
小野生奈35,924,266円
平山智加33,704,000円
細川裕子31,894,739円
西村美智子31,752,739円
寺田千恵29,836,000円
海野ゆかり28,167,000円
大山千広27,210,000円
(金額は選出時点)

寺田千恵がひとり10年連続の出場。小野生奈が8年連続、遠藤エミが7年連続、守屋美穂が4年連続、田口節子平高奈菜大山千広が3年連続、平山智加細川裕子が2年連続、海野ゆかりは4年ぶりの出場となる。また初出場は西村美智子渡邉優美のふたり。連続で出場する選手が多く、クイーンズクライマックスはグランプリ以上に出場選手の固定化が目につく。

また、今年は常連だった松本晶恵が圏外で出場できず、関東からの選手はゼロとなった。ただ、ゼロとなったといっても、過去に松本以外で関東から出場を果たしたのは永井聖美だけで、ほとんど松本におんぶにだっこだったのだが…。関東地区の女子選手にはもう少し頑張って欲しいところだ。

出場選手が固定化しているため、過去の支部別出場者数も大きく偏っている。今大会までの延べ出場者数は岡山が24人、福岡が23人、香川が20人、対して埼玉、三重、佐賀はゼロとなっている。毎年、あまりにも同じような顔ぶれだと、ややマンネリ感が出てしまう気がしないでもないが、どうだろう。

それでも売上は絶好調だ。第1回の大村大会が106億円、第6回の大村大会以降すべて100億円超で、昨年の浜名湖では驚愕の169億円。前回福岡で開催された時は91億円だったが、今年はもしかするとその倍を売り上げる可能性もある。

優勝賞金は1500万円。昨日時点で賞金1位の遠藤が約5700万円、2位の平高が約4900万円。3位の守屋は約4000万円で、守屋以下は仮に優勝しても“賞金女王”には届かない。今年、昨年を大きく上回るような売上となれば、優勝賞金の大幅増、そんな声もさらに強くなるのではないか。