丸亀のスーパーエース機候補

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西村美智子

丸亀は11月27日から新エンジンが導入された。全国に名をとどろかせたスーパーエース機・64号機の活躍が見られなくなったのは残念な限りだが、同時に新たなスーパーエンジンの誕生を楽しみにしているファンも多いことだろう。

新エンジンはまだ1~2節の使用だが、気になる動きのエンジンがチラホラ。そんな“お化け”候補のエンジンをピックアップ。それは現在開催中のオールレディースで、島田なぎさが乗る39号機と、西村美智子の47号機だ。

39号機は初下ろしで勝率4.46の大西隆洋が7走して4度の舟券絡み。いわゆる“乗り手以上”の活躍を見せた。そして島田は平均展示順位が1.67位と、ほぼトップタイムをマーク。5号艇でまくり勝ちを収めるなど、枠番不問で舟券に絡んでいる。

47号機は初下ろしの松本博昭が10戦で3勝2着4本、3着2本と大暴れ。優出こそ逃したが、平均展示順位も2.5位と上々の伸びを見せた。そして47号機を引き継いだ西村はさらに強力な足色を見せ、初日を連勝発進。平均展示タイムは驚異の1.5位だ。

新エンジンのポテンシャルは、展示タイムである程度把握できる。「好展示タイム=伸びの良さ=素性の良さ」となる場合がほとんどだからだ。

大きな部品交換が解禁されれば、エンジン相場はガラリと変わるかもしれないが、「ヨーイドン!」の初下ろし段階では、39号機と47号機の性能が抜けているのは間違いない。果たしてこのままスーパーエース機と呼ばれる代物になるのか、引き続き見守っていきたい。