毒島誠のFの影響は?

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毒島誠

SG「第24回チャレンジカップ」の3日目4Rで毒島誠がインからフライングを切ってしまった。スタート展示での毒島のタイムは05、他の5艇はすべてF、あるいはこのことが何らかの影響を及ぼしたか。毒島はグランプリで3年連続トライアル2ndからの出場を果たしていたが、これで4年連続の可能性は消えてしまった。

多摩川は毒島が得意とするレース場で、過去3年で勝率は9.00、2連対率は73%を誇り、66周年を含めて4節連続優勝も記録している。チャレンジカップで最低でも優出すれば、トライアル2ndからの出場可能性も見えていただけに、本人にとっても非常に痛いフライングだった。

チャレンジカップそのものも毒島にとっては非常にゲンのいい大会で、優勝した17年、20年を含め昨年まで4年連続で優出していた。もし5連続優出ならば04年から08年のオールスターで濱野谷憲吾が記録した同一SG連続優出記録(GP除く)に並んだはず。

こうしたトリビアな記録は本人も気にしていないだろうが、毒島の記録といえば、なんといってもSG連続出場記録だ。13年のオーシャンカップから始まって、現在なんと68大会連続出場中。これはたびたび話題に上るだけに、本人もかなり意識している記録だろう。

となれば今回のフライングがどう影響するかだが、結論から言えば何ら問題なしだ。現在出ている斡旋からすると、今回のフライングによるF休みは1月27日から2月25日の予定。3月のクラシック出場にはかからない。

ちなみにSG連続出場記録が始まって以降、毒島のFは今回で5回目。そして過去の4回も今回のようにF休みがSG開催期間中にかからないか、かかってもグランプリのためにその出場以降にずらされている。まさに強運としか言いようのないフライングの切り方で、逆に言えばそうでなければ68大会連続などという記録は作れないのだろう。

この記録、まだまだ更新を続けていって欲しいものだ。