平高奈菜が8年ぶりの女子周年優勝を目指す!

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平高奈菜

開催中の丸亀GI「京極賞(69周年)」で、平高奈菜が3号艇で優出を果たした。もし、優勝となれば2013年1月に尼崎周年を制した平山智加以来8年ぶりとなる女子選手による周年優勝となる。

平山の時は56年ぶりの快挙(女子の周年優勝)だったが、女子選手による周年優勝はまだまだ壁が高いのが現状。平山の優勝以降周年の優勝はおろか、優出でさえ大山千広による2019年福岡周年(4着)の一件しかない。

しかし、近年男女混合戦にめっぽう強い平高ならばという期待は高まる。準優も2号艇2コースから渾身の差しハンドルをねじ込み1着をもぎ取った。周年の準優で1号艇を差しきるのは至難の業だが、あっさりとやってのけたのだから、平高の成長ぶりとエンジンの良さがうかがえる。

優勝戦は3号艇。勝ち切るためにはおそらくまくり差しが最善手。女子選手が苦手としているのがこのまくり差し。ただ、平高は自身が公言しているように「差し屋」だ。差しハンドルの鋭さは年々増してきている。スタートで先手が取れれば、機力込みでまくり差しが届く可能性はなくはない。あとはどこまで強い気持ちを持てるかに注目だ。