2022年前期級別が決まる

{{ good_count }}

この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。

来年1月1日から6月30日まで適用される2022年前期の級別審査が10月31日に終了した。今回のA1級ボーダーは6.20、A2級が5.35となり、人数はA1級が325人、A2級が323人となった。一時は低く推移していたA1級ボーダーも、最終的には「いつものところ」へ落ち着いた。その一方でA2級はここ10年では最も低かった16年前期と同じボーダーとなった。

勝率トップは今期も峰竜太。8.85の勝率で7期連続10回目。10月上旬までは池田浩二と接戦だったが、児島周年と平和島ダービーで池田が勝率を下げ、峰はアップし、決着がついた。これによって、年間勝率においてもやや差が開き、峰がタイトル取りへ大きく前進したといえる。

女子は7.85の田口節子がナンバーワン。今回で6回目の女子トップとなった田口だが、この勝率はキャリアハイ。クイーンズクライマックスへ向けても賞金をしっかり加算し、勢いは加速するばかりだ。

デビュー初のA1級に昇格するのは、黒柳浩孝宮下元胤田中辰彦服部達哉吉村誠和田操拓河野大下寺秀和中川りな松井洪弥倉持莉々金児隆太柴田直哉中田夕貴實森美祐澤田尚也中村日向

なかでも柴田と實森はB1級からの飛び級昇格で、實森は選考期間最終日の10月31日に2着条件の勝負駆けを2着でクリアするというドラマチックな展開を見せた。

A1級で登番の最も若いベテランは3022の西山昇一で、逆に登番が最も大きな若手は5043の中村日向になった。ちなみに初めて5000番台でA1級になったのは、2021年後期における5042の畑田汰一だった。