上半期のG1・G2成績

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桐生順平

7月20日から芦屋で開催されるSG第26回オーシャンカップ。毎年、盛夏に開催されるSGとしてすっかりおなじみとなったが、今年も昨年同様、カレンダー的に少々異例の大会となる。

東京オリンピック開催で、期間中の22日(木)が海の日、23日(金)がスポーツの日となったため、シリーズ中に祝日・休日が4日間も含まれることになるからだ(土曜・日曜が休日となっている人の場合)。

まだ全国発売が一般的ではなかった1990年代前半までは、笹川賞(オールスター)がGWに開催されていたことがあった。しかしそれ以降、ことに電話投票が一般的になってからは、SGの1節間で休日が4日間含まれた開催は、昨年の鳴門がおそらく初めてのことだった。

今年は芦屋開催で昨年の鳴門同様ナイターではないものの、売上好調の業界にあって休日の多さがどんな影響を及ぼすのか気になるところだが、どうなるだろうか。ちなみに昨年は目標100億で約152億円を売り上げた。

さて、ご存知の通り、オーシャンカップの出場審査の対象となるのは、G1・G2レース。ただ、対象期間は昨年5月1日から今年4月30日までなので、必ずしも今年G1で好調な選手ばかりが出場するわけではない。

記念戦線も折り返しを過ぎたので、今年これまでのG1・G2優勝者を振り返ってみたい。

●1月

尼崎 68周年 丸野一樹

江戸川 65周年 西山貴浩

唐津 67周年 池田浩二

戸田 64周年 中止

今年のG1戦線は丸野の優勝でスタートした。念願の「王道優勝」を達成し、自身3度目のG1制覇。売上84億は尼崎周年のレコード。江戸川は当地得意の西山が優勝、展開にも恵まれた感があったが本人はGP出場の効用を盛んに口にしていた。そして唐津周年は大外から池田のまくり差しが炸裂、丸野のG1連覇を阻んだ。