大山千広が今期2本目のF

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大山千広

福岡で開催中のGⅢ「オールレディースLOVEFM福岡なでしこカップ」に出場中の大山千広が、4日の3日目11R、インから+04のフライング。返還額は、このレースの売上額の96.5%に当たる約8360万円。返還額もさることながら、ここまでオール2連対の活躍でV戦線を引っ張っていただけに、何とも残念な結果となった。

大山は8月のレディースチャンピオンで今期1本目のFを切っており、これが2本目。F2となるのは、まだデビュー間もなかった16年前期以来のことだ。今後のあっせん状況は、びわこヤングダービー、児島周年、丸亀周年まで入っており、丸亀周年後の10月17日から90日のF休みに入る。

大山の女子賞金ランキングは4位(4日現在)。11月のGⅡレディースチャレンジカップは走れなくなったが、賞金12位以内はほぼ維持できそうで、クイーンズクライマックスは特例で出場することができる。(F休み期間中でも12位以内に限り、出場可能)。

ただ、今節後の混合GⅠ3節は、さすがに無理なレースはできないだろうし、クイーンズCも、実戦からかなり遠ざかった中での参加。さすがに苦戦はまぬがれないだろう。過去には18年の平和島クイーンズCで、中村桃佳がF2の休み期間中に特例で出場した。だがメーカー機を引き当てながらも、勝ち進むことはできなかった。

だが「それでも大山なら…」と期待するファンは多いかもしれない。「賞金女王」へいばらの道を歩むことになった大山だが、この逆境を何とか跳ねのけてほしいものだ。