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【高田ひかる】
6年ぶりの女性レーサーの大晦日決戦に向けて、激しい戦いが繰り広げられているBOATRACE福岡のプレミアムGI「第10回クイーンズクライマックス」&GⅢ「クイーンズクライマックスシリーズ」。いよいよ、明日(30日)は、クイーンズクライマックスがトライアルの最終予選、クイーンズクライマックスシリーズは準優勝戦を迎えます。
それでは、今回の「実況アナの穴目八目」は、私・小林アナのクイーンズクライマックスシリーズ・準優勝戦展望をお送りします。
まず、準優・第8レースの展望です。メンバーは、①中田夕貴②大橋栄里佳③高憧四季④富樫麗加⑤長嶋万記⑥實森美祐。進入は、枠なりの123カド456に収まるでしょう。
予選7走で3勝マークした中田選手が、予選得点3位で準優の1枠を手にしました。ただ、隣は一撃の攻めが侮れない大橋選手。1周1マークは波乱の予感が漂います。
そして、今シリーズの台風の目は3号艇の高憧選手。鋭いハンドルワークから、一気に突き抜ける可能性は十分あります。さらに、外枠の実力者・長嶋選手や来期はA1級昇格の實森選手の進出も可能です。
そこで、準優・8レースのフォーカスは、3-5=流・3-6=流が本線。押さえで、5-3=流・6-3=流。ここは、多点張りで高配当を狙います。
次に、準優・9レースのメンバーは、①松尾夏海②薮内瑞希③藤崎小百合④五反田忍⑤平田さやか⑥島田なぎさ。ここも、進入は123カド456の枠なりで落ち着くと見ました。
大敗のないレース運びだった松尾選手が予選2位の活躍を見せました。しかし、ここもセンター勢に強気なレーススタイルが身上の藤崎選手や五反田選手がいて、決してイン優位の状況ではありません。
私は、藤崎選手か五反田選手がまくりを仕掛けてきて、追随するのが決め差しを狙ってくる大外枠の島田選手の浮上で、ここも穴狙いをしていきたいと思います。したがって、準優・9レースのフォーカスは、3-6=流・4-6=流で穴を狙っていきます。
そして、最後の準優・10レース。メンバーは、①松本晶恵②高田ひかる③堀之内紀代子④山下友貴⑤櫻本あゆみ⑥川野芽唯。ここも、進入予想は枠なりの3対3が濃厚です
銘柄級の松本選手が予選得点トップで優勝に最も近い位置につきました。ただ、隣は強攻が持ち味の高田選手。松本選手にとって、インからのスタートが勝負のカギを握ります。
ここは、尻上がりに調子を上げている高田選手の攻めに利があると私は読みました。そうなると、相手は隣の堀之内選手のまくり差しで逆転も可能です。さらに、展開を読む力は絶品の山下選手。優出争いの一角に喰い込む魅力は十分あります。
したがって、準優・10レースのフォーカスは、2=3-流・2-流-3・3-流-2・2-4-流と、高田選手を軸にした狙い目をお奨めします。
最後に、クイーンズクライマックスのトライアル最終戦のフォーカスを。
11レースは、1-5=流の8点。12レースは、4=5-123・4-123-5・5-123-4の12点です。
なお、次回の「実況アナの穴目八目」は、プレミアムGI「第10回クイーンズクライマックス&GⅢクイーンズクライマックスシリーズ」の優勝戦展望をお送りします。
1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。
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