~GⅡ第3回全国ボートレース甲子園優勝戦展望~

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小林アナバナー

毒島誠

準優勝戦は逃げ3連発と本命サイドの決着が続いたBOATRACE丸亀のGⅡ「第3回全国ボートレース甲子園」。いよいよ、明日(11日)の最終レースで優勝戦が行われます。

それでは、今回はGⅡ「第3回全国ボートレース甲子園」優勝戦展望をお送りします。

優勝戦メンバーは、①毒島誠(群馬県代表)②峰竜太(佐賀県代表)③太田和美(奈良県代表)④平高奈菜(愛媛県代表)⑤馬場貴也(和歌山県代表・京都)⑥桐生順平(福島県代表)。SGタイトルホルダー5選手、プラス丸亀をホームプールにしている昨年のクイーンズクライマックス覇者・平高選手が加わり、ファンにとっても楽しみな対戦となりました。

初日のドリーム戦は、峰選手が1号艇で毒島選手が2号艇でした。結果は、ピット離れでインを奪った毒島選手が逃げ切り、64号機の底力をまざまざと見せつけることになりました。今度は、優勝戦の舞台で枠番を入れ替わり、峰選手が毒島選手にリベンジを誓うレースになりました。きっと、峰選手は捨て身の覚悟でボートレース甲子園連覇に照準を絞ってくる筈です。

しかし、ナイターレースにも滅法強い毒島選手にとって、強力な相棒である64号機を携えれば、インからあっさりとケリをつけてしまう確率は100%に近いと私は読んでいます。勝負に絶対はありませんが、あまりにも優勝を手に知る条件が揃い過ぎて、舟券作戦としては逆らわない方が賢明です。

多分、毒島選手から峰選手の3連単に人気が集中することは間違いありません。しかし、優勝を狙ってくる峰選手は2着キープできるか?は疑問です。むしろ、センター・アウト筋の4選手の上位進出は十分あります。特に、外枠の馬場選手と桐生選手のテクニックは光りますので、配当面でも狙い筋になります。

したがって、私のGⅡ「第3回全国ボートレース甲子園」優勝戦のフォーカスは、1-5-流と1-6-流が本線。押さえに、1-3-5、1-3-6、1-4-5、1-4-6の4点を推奨します!!

小林習之

1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。