~GⅡ第3回全国ボートレース甲子園・準優勝戦展望~

{{ good_count }}

この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。

小林アナバナー

太田和美

「実況アナの穴目八目」~GⅡ第3回全国ボートレース甲子園・準優勝戦展望~

峰竜太選手の絶品のまくり差しVで幕を閉じた昨年のBOATRACE三国での第2回大会。あれから1年、3回目を迎えた今年の全国ボートレース甲子園の舞台は、初のナイター開催で盛り上がっているBOATRACE丸亀で熱闘が繰り広げられています。とにかく、毒島誠選手が手にした64号機のハイパワーが最大の注目を集める中、準優勝戦に駒を進めた18名が決まりました。

それでは、今回の「実況アナの穴目八目」は、GⅡ「第3回全国ボートレース甲子園」準優勝戦展望をお送りします。

まず、準優・第9レースの展望です。メンバーは、①太田和美平高奈菜篠崎仁志片岡雅裕新田雄史平本真之。持ち前の安定感を発揮し続けた太田選手が、予選3位で準優の絶好枠を掴み取りました。

進入は、123/456の枠なりに落ち着くと見る中、スリットでのカギは太田選手のインとカド想定の片岡選手の2人になります。地元の利を活かせるレースが出来れば、片岡選手から波乱の決着になる可能性も十分あります。

そうなると、片岡選手の隣にいる新田選手や平本選手が浮上で、上位争いの一角に加わっています。そこで、9レースのフォーカスは、本線は1-3-流の4点。穴は、4-5=流、4-6=流をお薦めします。

続いて、準優・第10レースのメンバーは、①峰竜太白井英治須藤博倫桐生順平今垣光太郎西島義則。前検日はモーター面で苦しむ場面がありながら、徐々に仕上げてきた峰選手が予選2位で準優進出を果たしました。しかし、大外枠の西島選手の前づけは必至で、決して気は緩められません。進入予想は、162/345になりそう…。西島選手がフライング持ちであることも加味すると、インからの狙い目は危険な匂いが漂います。

小林習之

1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。