〜宮島ウエスタンヤング優勝戦展望〜
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【村上遼】
イースタンヤングの優勝戦は、2コースから果敢なまくりを決めた永井彪也選手が制しました。1番人気に推されていた1号艇・上田龍星選手は、永井選手のまくりに合わせようとしたときにターンマークに接触し、大きく後退することになりました。昨年のヤングダービーと同様に、ここ1番で決め切れない内容となってしまった上田選手。しかし、この悔しさをバネに、是非秋のヤングダービーで雪辱を果たしてくれると私は信じています。
それでは、今回のコラムはBOATRACE宮島で開催されているGⅢ「第8回ウエスタンヤング」優勝戦展望をお送りします。
優勝戦メンバーは、①村上遼②羽野直也③佐々木完太④近江翔吾⑤竹田和哉⑥中村日向。シリーズ序盤から抜群の動きを見せた村上選手が、予選トップ通過の勢いそのままに優勝戦のポールポジション枠を掴み取りました。
また、準優の2着組は全て香川勢が占めることになり、丸亀をホームにしている若手の層の厚さを象徴する結果になりました。進入予想は123/456が濃厚と私は読んでいるので、カド想定となる近江選手の攻めがレースの大きなカギと言えます。
準優勝戦のスタートタイミングがコンマ16だった村上選手。優勝戦も、準優と同様のスタートを切れば、逃げ切る可能性はかなり高いというのが私の見解です。したがって、「2着・3着争いの軸を誰にするか!?」に尽きます。実力面を考えると、羽野選手が対抗格の第1候補に挙げるファンの方は大勢を占めるでしょう。ただ、配当面では期待薄になります。そこで、私・小林アナが推奨したいのが5号艇の竹田和哉選手。最初の準優勝戦・10レースで石丸海渡選手との2着争いを競り勝った走りを見て、レーサーとしてのレベルアップを感じさせる一面を披露してくれました。優勝戦は外枠での戦いで、肩の力を抜いてレースに臨むことが出来ることも、竹田選手にとって追い風になってくれる筈です。
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1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。