~鳴門マクール杯優勝戦展望~
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【藤山翔大】
私は、ほぼ1ヶ月ぶりにBOATRACE津のスタート展示解説のMCを担当しています。4日は準優勝戦日でしたが、予選トップ通過の宮下元胤選手がトップ級のパワーを誇って、優勝戦の1号艇を手にしました。勝てば約4年5ヶ月ぶりのVになりますが、果たして久々に勝利の美酒を味わうことが出来るのでしょうか!?
さて、今年度のBOATRACE鳴門は6月からモーニングレースが始まっています。そのオープニングシリーズとなったのが、4日間の短期決戦で行われている「マクール杯競走」です。
そこで、今回は鳴門のマクール杯競走の優勝戦展望をお送りします。
優勝戦メンバーは、①藤山翔大②権藤俊光③新井英孝④野間大樹⑤野末智一⑥谷村一哉。何と、1号艇から4号艇まで大阪支部の選手が占めることになりました。
シリーズのスタートから、モーターの仕上がりが目立った藤山選手。準優勝戦は1周1マークでターンが流れるミスがあったものの、2マークで落ち着いたさばきを見せ、人気に応えました。準優でヒヤッとした思いをしただけに、優勝戦は気を引き締めてレースに臨んでくると、私は予想します。今年3回目の優勝は、かなりの確率で達成すると思います。
そうなると、2、3着の候補は誰になるか?ですが、地力を備えている権藤選手が対抗の1番手、続いて展開の読みが鋭い野末選手と谷村選手が迫る構図になるのが、私の見解です。外枠絡みは配当面が期待出来ますし、是非お勧めしたいです。
したがって、優勝戦のフォーカスは、1-2-5と1-2-6が本線。押さえに、1-5-2、1-5-6、1-6-2、1-6-5の計6点で勝負します!!
1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。