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先日もお伝えしましたが、私は現在BOATRACE津の「開設69周年記念GIツッキー王座決定戦」の展示解説のMCを担当しています。今日で予選4日間が終了し、準優勝戦に駒を進めた18選手が決まりました。
そこで、今回の「実況アナの穴目八目」は、GI「ツッキー王座決定戦」の準優勝戦展望をお送りします。
まず、準優・第10レースの展望です。メンバーは、①深谷知博②西山貴浩③井口佳典④中野次郎⑤中村亮太⑥河合佑樹。持ち前の安定感をみせた深谷選手が、得点率第3位で最初の準優の絶好枠を手にしました。進入は、123/456の枠なりでしょう。
ちなみに、準優日の天気は雨が激しく降り、競走水面は追い風が5メートルからという予報が出ています。追い風が強いということは、決してイン有利とは言えません。今節は高配当が続出していますが、準優勝戦も堅い配当を狙うのは危険な予感がします。
私が狙いたいのは、前検日から節一クラスの機力を誇る中野選手。カドからの仕掛けがうまく決まれば、一気に決着をつけられる可能性が十分あります。
そこで、準優・10Rのフォーカスは、4-1-流・4-5-流・4-6-流の12点。穴党ファンにはおススメの狙い目です。
次に、準優・11レースのメンバーは、①丸野一樹②平本真之③長岡良也④桐生順平⑤山口剛⑥森野正弘。今年は既にGIを2度制している丸野選手の存在がキラリと光ります。そして、進入はこちらも123/456と3対3の枠なりで落ち着くでしょう。
ここは、丸野選手のイン戦が冴え渡る可能性が濃厚です。そして、相手は急激にパワーアップに成功した山口選手。展開次第では、間隙を突くまくり差しも狙える機力を秘めています。
それでは、準優・11R のフォーカスです。本線は、1-5=流の8点。穴は、5-1=流の8点を推奨します。
そして、最後の準優・12レース。メンバーは、①寺田祥②豊田健士郎③山崎郡④船岡洋一郎⑤新田泰章⑥吉田拡郎。大接戦を末に、寺田選手が得点トップでの準優進出となりました。
予選最終日の5Rで豪快なカドまくりで圧倒した寺田選手。ただ、インのスタートの切れという面では不安視をせざるを得ません。
むしろ、3対3の枠なり想定で、4コース&5コースに構える広島コンビの思い切りの良さが波乱を呼ぶ展開は侮れません。そこで、フォーカスは、4=5-流に4-流-5と5-流-4と万舟券狙いで勝負します。
なお、次回の「実況アナの穴目八目」は、GI「ツッキー王座決定戦」優勝戦展望をお送りします。
1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。
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