~実況アナの穴目八目~

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湯川浩司

2021年のSG開幕シリーズとして行われているBOATRACE福岡「第56回ボートレースクラシック」。予選4日間が終了し、準優勝戦の駒を進めた18選手が決定しました。

それでは、今回の「実況アナの穴目八目」は、私・小林アナのボートレースクラシック・準優勝戦展望をお送りします。

まず、準優・第10レースの展望です。メンバーは、①篠崎仁志大上卓人徳増秀樹毒島誠桐生順平興津藍。大激戦の中、最後の準優・1枠を手にした篠崎選手のパワーが光っています。進入は、動きなく123/456に枠なりとなるでしょう。

予選の中盤で取りこぼしがあったものの、最後にしっかりと上位の着順でまとめた篠崎選手。天気も強い風が吹く予報がないため、自分のスタート勘をしっかりと見せれば、逃げ切る可能性は高いと読んでいます。相手は、SG戦線での実績がある徳増選手&毒島選手&桐生選手。本線のフォーカスは、1-3=4、1-3=5、1-4=5の6点。大穴は、メイチのスタートを切った場合の大上選手から展開を突く興津選手の2着・3着。2-6=流を100円ずつでも押さえてみてはいかがでしょうか。

小林習之

1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。