~実況アナの穴目八目~

{{ good_count }}

この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。

淺田千亜希

全ての地区選手権が終わりました。トリの四国地区選は、興津藍選手がここしかない鋭いまくり差しで、3度目の四国No.1の称号を手にしました。それにしても、2021年の興津選手の好調ぶりは素晴らしいとしか言いようがありません。

さて、2月17日に開幕したBOATRACE鳴門「ヴィーナス第22戦なるちゃんバースデー5周年記念」は、優勝戦に駒を進めた6選手が決まりました。ちなみに、なるちゃんバースデー記念は、弊社・有限会社アップライトが毎年協賛しているシリーズで、年に1回の大事なレースに位置付けています。

そこで、今回は「ヴィーナス第22戦なるちゃんバースデー5周年記念」の優勝戦展望をお送りします。優勝戦のメンバーは、①淺田千亜希三浦永理谷川里江千葉真弥池田浩美日高逸子。今節の台風の目だった實森美祐選手が準優・10Rで3着惜敗で優出漏れするなど、スンナリと決まらないレースシーンが目立ちました。

進入は、123カド456の枠なり進入に落ち着くというのが、私の予想です。久々のVを狙う淺田選手と三浦選手。機力面では、この2人が一歩抜け出しています。淺田選手の逃げと三浦選手の2コースからの自在戦、両者のV確率は五分と五分です。そして、軽快な乗りっぷりが光る千葉選手と尻上がりにペースアップしている池田選手の浮上は要注意印として挙げておきます。

小林習之

1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。