~実況アナの穴目八目~
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【小野生奈】
プレミアムGI「第9回クイーンズクライマックス/GⅢQCシリーズ」は、いずれも優勝戦のメンバーが出揃いました。荒天の影響で、全国各地でレースが中止や延期になったりする中、BOATRACE浜名湖は風向きに恵まれて、安定板をつけることもなくレースが行われたことは、現場にいた私もホッとしたというのが正直な思いです。
それでは、今年最後の「実況アナの穴目八目」は、プレミアムGI「第9回クイーンズクライマックス/GⅢQCシリーズ」の優勝戦展望をお送りします。
まず、クイーンズクライマックスシリーズの優勝戦展望です。メンバーは、①海野ゆかり②山川美由紀③竹井奈美④長嶋万記⑤渡邉優美⑥塩崎桐加。これまでの実績面では文句ない海野選手と山川選手が、好枠を占めることになりました。
勝負の最大のポイントは、海野選手が安定感の運びで押し切れるか!?です。そして、モーターパワー上位の山川選手と竹井選手が、イン想定の海野選手を打破できるか!?にも注目が集まります。今回、準優2着組は1着組よりもパワー面でやや劣勢で、3着争いの一角に加われるかな?というのが私の評価です。したがって、シリーズ戦の優勝戦のフォーカスは、123・213・132・231の4点。押さえに、中穴程度の配当が出ることを加味して、126・136・216・236の4点を挙げておきます。
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1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。