~実況アナの穴目八目~
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【久田敏之】
年末のグランプリとクイーンズクライマックスの出場権をかけて戦っているBOATRACE蒲郡のSG「第23回チャレンジカップ」&GⅡ「第7回レディースチャレンジカップ」。予選4日間を終えたチャレンジカップは、いよいよ今日(28日)準優勝戦が行われます。
それでは、今回の「実況アナの穴目八目」は、私・小林アナのSG「第23回ボートレースダービー」・準優勝戦展望をお送りします。
まず、準優・第9レースの展望です。メンバーは、①久田敏之②村田修次③上野真之介④平本真之⑤上平真二⑥吉川元浩。コース取りは、123/456の枠なりになると、私は読んでいます。
好機の雰囲気を十分に見せている久田選手。内枠での成績よりも、センター・アウト枠で結果を出している上野選手。この2選手の激突が最大の見どころです。さらに、地元のSGで気合満々の平本選手の展開を引き寄せる力は侮れません。2着・3着の軸に挙げる筆頭格に挙げられます。
それでは、9レースのフォーカスです。本線は、1-4=流、穴は3-4=流をお奨めします。
次に、準優・10レースは、①毒島誠②桐生順平③岡崎恭裕④丸野一樹⑤杉山正樹⑥馬場貴也。ここも、123/456の枠なり進入が濃厚です。
着実に得点率を上げ、オール3連対で得点第2位(7.83)にランクされた毒島選手。近況の走りは、SGでの好枠は絶対的な強さを披露しています。ここは、毒島選手のイン逃げ確率はかなり高いと読んでいます。相手は、力感があり、外枠を苦にしない杉山選手と馬場選手。フォーカスは、1-5=流と1-6=流で配当面を期待していきます。
そして、最後の準優・11レースのメンバーです。①稲田浩二②篠崎仁志③新田雄史④原田幸哉⑤西山貴浩⑥前本泰和。前本選手の動向は気になりますが…、枠なりに収まる可能性が高いと見ています。
快進撃を見せている稲田選手が、初のSG予選首位通過を果たしました。勝てば、前回のダービーの深谷知博選手と同様に、SG初優出で優勝戦の1号艇が回っています。ただ、仕上がり面ではやや気にしているコメントが気になります。
ここは、2コースから的確なハンドルワークで臨む篠崎選手とカド想定になる原田選手の一撃が舟券の組み立ての軸になります。そして、2着・3着候補は、初のグランプリ出場に闘志を燃やす西山選手。粘る力は折り紙付きです。
それでは、11レースのフォーカスです。2-5=流と4-5=流しの16点。やや広めに構えて、高配当を狙っていきます。
なお、次回の「実況アナの穴目八目」は、SG「第23回チャレンジカップ」&GⅡ「第7回レディースチャレンジカップ」優勝戦展望をお送りします。
1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。