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【木下翔太】
若手レーサーの登竜門として位置づけられているヤングダービー。今年は、BOATRACEびわこで4日間の激戦が展開され、いよいよ明日(21日)準優勝戦が行われます
それでは、今回の「実況アナの穴目八目」は、私・小林アナのプレミアムGI「第7回ヤングダービー」・準優勝戦展望をお送りします。
まず、準優・第10レースの展望です。メンバーは、①木下翔太②中村晃朋③井上一輝④仲谷颯仁⑤吉田裕平⑥黒野元基。コース取りは、枠なりの123/456になるでしょう。
本来の実力を発揮し始め、準優の絶好枠を掴んだ木下選手。ここは、王道の逃げを披露する絶好のチャンスです。的確な仕掛けで主導権を握っていくことが濃厚です。
一方、相手は誰になるか?私は一番手に挙げるのは、動きの良さが光る井上選手。センターから果敢に攻めて、次位争いの一角に喰い込んできます。また、井上選手の飛び出しによっては仲谷選手や吉田選手の浮上も十分あり、優出争いは混とんとしてきそうです。
したがって、フォーカスは1-3-456、1-4-356、1-5-346の9点。黒野選手は機力が好パワーなので、配当面も加味して3着付けしました。
次に、準優・11レースは、①磯部誠②関浩哉③出口舞有子④大上卓人⑤松山将吾⑥宮之原輝紀。ヤングダービー最終年になる磯部選手が、地力を発揮しての予選2位通過となりました。枠なり進入予想で、人気集中の磯部選手が一気に逃げ切り体制に持ち込もうとするでしょう。
しかし、フライング持ちながら、カド想定の大上選手の一撃が波乱を呼ぶ脅威の的になります。すると、地元の松山選手や2019年最優秀新人である宮之原選手に上位争いに参戦してくる可能性が高まります。
それでは、フォーカスです。本線は、1-456-456の6点。穴は、4=5-流と4-6-流、高配当狙いで勝負します。
そして、最後の準優・12レースのメンバーです。①上田隆星②春園功太③吉川貴仁④羽野直也⑤木田峰由季⑥野中一平。6戦4勝、オール3連対をキープした上田選手が、得点率トップで準優トリの1号艇に座ることになりました。
予選での戦いぶりを見ていると、上田選手が人気に応える走りで準優をクリアしそうですが…。ただ、エースモーター・21号機を操る吉川選手が、スリットから一気に攻め切ることも否定できません。そうなると、ダッシュ勢の羽野選手や木田選手の進出も期待できます。
それでは、フォーカスです。本線は、1-3-456と1-4-356の6点。そして、穴は吉川選手のパワー戦を軸に、3-1-流し、3-4-流、3-5-流をお奨めします。
なお、次回の「実況アナの穴目八目」は、プレミアムGI「第7回ヤングダービー」優勝戦展望をお送りします。
1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。
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