~実況アナの穴目八目~

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篠崎仁志

住之江らしさが出て、今日もインの強さが目立ったSG「第47回ボートレースオールスター」。ついに、優勝戦に駒を進めた6選手が決まりました。

それでは、今回の「実況アナの穴目八目」のコラムは、SG第47回ボートレースオールスター・優勝戦展望をお送りします。

優勝戦のメンバーは、①篠崎仁志徳増秀樹守田俊介平本真之毒島誠白井英治。今回の準優勝戦で最も印象的だったのは、最初の9レースでカドからまくり差しを決めた守田選手の技でした。優勝戦は3号艇ですが、ピンポイントの一撃を披露するか!?穴党ファンの期待も膨らみます。

ただ、V戦線争いは、準優勝戦で人気に応えた篠崎仁志選手と徳増秀樹選手の激突に注目が集まりそうです。共に、SG初制覇がかかっているので、相当な意気込みで挑むことになります。

そこで、私・小林アナの見解ですが、枠の利で篠崎仁選手のイン逃げを軸に推奨します。篠崎仁選手の頭から2着・3着の軸はセンター枠の守田選手と平本選手でフォーカスを出します。1-3-流と1-4-流の8点で勝負です。

そして、穴予想もしていきます。徳増選手が篠崎仁選手より少しでもスリットで優位に立てば、1周1マークは思い切りまくっていく可能性も捨てきれません。そうなると、守田選手の突き抜けてくるシーンも十分あります。したがって、穴フォーカスは2=3-流、2-流-3、3-流-2で推奨します。

ファン投票で選ばれたSGですが、現場は無観客レースという何とも言えない思いをずっと抱えているのですが…。明日は、家でくつろぎながら最終日のボートレースオールスターを楽しみます!!

小林習之

1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。