~実況アナの穴目八目~
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【永田秀二】
地区選の最初の優勝戦となったGI「第63回近畿地区選手権競走」は、太田和美選手が人気に応えてのVとなりました。悲しみと重苦しい空気の中、研ぎ澄まされた集中力を高めて勝ち切った太田選手。ただただ、見事だったことに尽きる優勝でした。
それでは、今回のコラムはBOATRACE戸田で開催されるGI「第63回近畿地区選手権競走」の優勝戦展望です。優勝戦のメンバーは、①永田秀二②佐藤隆太郎③久田敏之④山本英志⑤椎名豊⑥熊谷直樹。11レースと12レースは1号艇の選手(山崎智也・飯山泰)敗れる大波乱となり、唯一イン逃げを決めた永田選手が優勝戦のポールポジション枠を手にすることになりました。
さて、優勝戦の進入でカギを握るのが、今日の準優・12レースと同様に、大外枠の熊谷選手の動向です。当然、6コースで黙っていないでしょう。一番可能性が高い進入は、1236/45と読んでいますが、かなり流動的なコース争いになりそうです。
そこで、私・小林アナの狙い目はGI初優出で初優勝を目指す永田選手の隣、2コース想定になる佐藤選手です。とにかく、思い切りの良さの光っていることが一番の推しです。熊谷選手がもっと積極的に進入で動いてくれば、佐藤選手が3コースのターンマーク辺りの起こしになる可能性もあります。スリットから一気に先制攻撃を仕掛ける形も十分あります。
それでは、フォーカスです。佐藤選手の頭から、展開を見据える山本選手と椎名選手の2着・3着絡み、2-4=流と2-5=流で高配当狙いの勝負をします!!
なお、次回の「実況アナの穴目八目」は、BOATRACE丸亀のGI「第63回四国地区選手権競走」の優勝戦展望をお送りします。
1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。